4ステップのシンプル処方で髪に美しいハリ、コシ、ツヤを与えるX TREATMENT。最初に使用量の目安や基本となる使い方をチェックし、トリートメント効果を最大限に引き出しましょう。
使用量の目安(1回転)
ハイトーンカラーなどで芯から傷んだ髪や、よりトリートメントの満足度を高めるには、すべて原液ままのご使用をご推奨いたします。高濃度で成分設計しているため、3倍程度までの希釈でも効果実感は得られますが、ダメージレベルや施術内容、髪の長さにあわせて最適な分量・濃度でご使用ください。
○ショート・ミディアムヘア:約30mL~
○ロングヘア:約50mL~
beforeの状態
基本的な使用方法 | 4step
ノンシリコンシャンプーで髪の汚れを落とします。シャンプーの際は、キューティクルが剥がれないよう「髪の汚れ、頭皮の汚れだけを落とすイメージ」でこすらず洗いましょう。
シャンプー後は、「握っても手に水気がつかない」くらいしっかりとタオルで拭き取ります。この際も髪をこすらないよう気をつけます。
水気が髪に移るのを防ぐため、シャンプー台に残った水分もタオルでしっかり拭き取っておきましょう。
●STEP1
<01:KERATIN CORE>
毛先を中心に塗布し、泡が立つまで丁寧に揉み込みます。キューティクルの向きに沿って、できるだけテンションをかけずに行います。泡が出ない場合は液量が足りていないため、泡立つまで01を継ぎ足してください。
●STEP2
<02:COLLAGEN CORE>
洗い流さず、続けて02剤を毛先中心に塗布します。もっちりとした泡立ちが感じられるようになるまでしっかり揉み込み、浸透させましょう。
●STEP3
<03:RAW CMC>
続けて03剤を髪全体に広げながら塗布します。しっかりと行き渡るよう、十分な量を塗布してください。ミディアムヘアでは画像程度の量が目安となります。
泡立ちがなくなり、乳化されるまで揉み込むのがポイントです。ここでキューティクルの流れに沿って03を入れ込むように、しっかりヘアマッサージをしましょう。
髪を複数の束に分け、根元から毛先に向かってキューティクルを閉じるようにマッサージを行い、与えた成分を中に閉じ込めます。
●STEP4
<04:PROTECT ACID>
最後に04を髪全体に馴染ませます。とろんと乳化した状態から、ややサラリとした液状に戻るまで04を追加しながら塗布してください。
毛先を押さえるようにキューティクルの流れに沿って再度マッサージし、しっかり浸透させたら、定着率を上げるために10~15分おくのがポイントです。
●シャンプー&ブロー
チェンジリンスを行ってから、ぬるま湯で洗い流します。
余分な剤を洗い流すため、最後に軽くシャンプーとコンディショナーを行います。すすぎ終わったら摩擦しないようにしっかりタオルドライし、ハンドブローしながら乾燥させてください。
ドライヤーはキューティクルに向かって平行にあて、キューティクルを寝かすイメージでドライします。くせ毛の方などはブローしながらドライをするなど、髪質に合わせたケアをしましょう。
最後はヘアアイロンで更につややかな髪に。毛束の中間あたりから、テンションをあまりかけず優しく仕上げます。
効果を引き出すポイントまとめ
●きちんと汚れを落とした髪に使用する
最初に髪に付着している汚れやシリコン、ヘアケア剤、スタイリング剤をしっかり落としておくことが大切です。
●後半のステップでは以下を意識
03:しっかり乳化させ、キューティクルマッサージを行う
04:剤を定着させるため、塗布したのち余裕があれば10~15分ほどおく(複数回転の場合、最後のステップのみ)
●ダメージヘアには複数回繰り返すのがおすすめ
ダメージのレベルにもよりますが、01~04のステップを3回転〜繰り返すと必要な成分を重層的に髪に与え、より効果を実感していただけます。
●ステップを複数回行うときは
複数回ステップを繰り返す際は、01~04を1回転するごとに、シャンプーもしくは水で余分な剤を軽く洗い流してください。次の01を塗布する前に洗いなおす工程を入れることで、過吸着している剤を除去し、髪の内部に成分が浸透しやすくなります。
●効果を持続させるコツ
仕上げでは、アイロンなどで熱を加えて仕上げていただくことでも剤の定着を促せます。ただし、X TREATMENTはpHコントロールで剤を定着させる設計のため、熱処理は必須ではございません。